秋の剣岳穂高岳撮影会 報告

                          撮影会担当 末永 宏

 10月25日(木)参加者6名、北陸道立山インターを出て、上市町へ入り早月川に架かる伊折橋へ向かい、各自到着後橋上で三脚を立てます。前方の山と早月川の渓流の鮮やかさが目に飛び込み、なかなかの絶景ですが、遥か彼方に聳える劔岳は雲に包まれ姿を見せません。
雲が晴れるのを期待して待ちましたが、姿を見せません。時折り頂上ほんの少し見せるのですが、シャッターを押す程の景観とはならず、伊折橋を撤収して今日の宿泊地の馬場荘へ向かい、30分程で到着。劔岳登山はシーズンオフとのことで宿泊者は我々6名のみ。明日の晴天を願って就寝。翌朝5時起きをして日の出を撮ろうとしたが、場所が悪く失敗。朝食後10月26日朝8時、馬場島荘発、新穂高温泉へと向かいます。昼前、新穂高ロープウエイ乗場に到着、往復運賃2,900円、荷物券300円計3,200円を各自支払い満員の乗客と共に新穂高温泉駅―鍋平高原駅―しらかば平駅―西穂高口駅へと第一ロープウエイ、第二ロープウェイを乗り継いで西穂高口駅展望台に到着。右手に西穂高岳、斜め右手前方に槍ヶ岳、前方に笠岳、左手後方に焼岳と頭を廻らせば天を突かんばかりの沢山の峰が雲一つない空に聳え立つ。実に雄大なパノラマが展開されている。台湾か中国の旅行者が大勢で歓声を挙げ、ちらほらと欧米系に人達がいるなか全員思い思いの場所でカメラを拡げ、撮影する事2時間余り、下山して遅い昼食を取り今日の宿泊地うちのペンションへ。
温泉露天風呂で身体と心を温め、さて夕食は? 一人3枚の飛騨牛のシャブシャブが付いてちょいと豪華な食事でありました。翌10月27日、予報どおり雨のため撮影はできず。
下山し、高山市街を経由してせせらぎ街道で紅葉を見て帰阪しました。
下山の途中の山並みが見事に紅葉し、大自然の営みに感嘆した3日間でした。